新年の抱負にダイエットを誓う人が多い1月、減量トレーニングアプリ「Noom」は売上を約2.4億ドル(約260億円)まで膨らますことに成功した。ダウンロード数は、5,000万件を獲得した。

アプリ「Noom」は、市場に出されるまで開発に8年間を費やした。共同創業者である、Saeju Jeong氏とPetakov氏は、2008年に企業をし、2016年にアプリをローンチ。アプリローンチ以来、ビジネスは急成長を遂げており、特に1月は1年の中でも最も忙しい時期だという。

元GoogleエンジニアのPetakov氏は「心理学」と「コンピュータサイエンス」をプリンストン大学で学んでおり、この2つの分野を組み合わせて作られたのがアプリ「Noom」である。AIテクノロジーや、エビデンスに基づく心理学的ガイドライン、心理学・認知行動療法をつかって「ダイエット・減量」業界の革命を目指している。アプリ「Noom」は、他に存在するダイエットアプリの中でも、どちらかと言うと「Headspace」や「Calm」などのメディテーションアプリのような位置付けを狙っている。

体重のトラッキング、悪い習慣の防止に役立つアプリ「Noom」では、アンケートの回答からユーザーの目標の把握もしている。アンケートでは、家系に存在する糖尿病や心臓病などのリスク、食事をする時間帯などが聞かれる。また、アプリ上にはメッセージ機能も搭載されており、専門コーチと会話をしながら、目標の体重を目指した減量トレーニングを行うことも可能。

アプリ「Noom」のサブスクリプション料金は、利用期間によって様々。14日間のトライアルは、1ドル〜18ドルで利用可能。平均的な月額料金は30〜49ドルとなっているが、一番多くのユーザーに選ばれているプランが4ヶ月プランで、129ドルで利用が可能。その次に人気なのが6ヶ月プランで、149ドルとなっており、利用期間が長くなればなるほど、毎月のサブスクリプション料金が割安になる仕組みだ。

アプリ「Noom」では、今後減量以外の分野にもビジネスを拡大する予定。最近では、ライフサイエンス分野で医薬品の価格決めやセラピーコンプライアンスなどを行う「Eversana」と提携を結んでいる。また、Novo Nordisk社の体重管理の薬を使う患者に向けて教育的そして心理学的なサポートを行っている「Novo Nordisk」とも提携を結んでいるとのことだ。