コンデナスト・パブリケーションズが手がける雑誌『The New Yorker』『Vanity Fair』は、新型コロナウイルスの拡大に合わせて、有料会員限定のニュースコンテンツの無料提供を開始した。

同系列の米雑誌「Wired」でも同様に、これまで1ヶ月に4記事まで無料閲覧できたところを、新型コロナウイルス関係のニュースを無制限で無料公開している。

無料公開から数週間後にWiredでは、前月比で73%のトラフィック数の増加が見られている。Wired.comではトラフィック数の増加だけではなく、定期購読(サブスクリプション)の登録者数も同様に伸びを見せている。

特に、3月19日に公開された疫学の専門家医師のラリー・ブリリアントとのインタビュー記事は、Wired.com史上2番目にもっとも読まれた記事で、購読者数の増加に貢献している。

Wired.comの年度累計訪問者数は、3月31日時点で2倍に増加しており、新型コロナウイルスに関するニュース記事がトラフィック数の66%を占めている。

購読者数の増加に貢献したその他の取り組みとして、Wiredでは毎日更新の「Coronavirus Update(最新コロナウイルスニュース)」をメルマガで会員に配信したり、無料コンテンツの配信を宣伝したりしている。

Wiredでは、紙媒体とデジタル版雑誌の最初の1年間定期購読を10ドルで、2年目からは49.99ドルで提供してきたが、現在のプロモーションでは最初の1年間定期購読を5ドルで提供している。