YouTubeが米国にて展開するテレビストリーミングサービス「YouTube TV」では、Apple端末からのアプリ内課金による決済を今後取りやめることを発表した。

アプリ内の決済は3月から停止予定で、継続して「YouTube TV」を利用したいユーザーは、YouTubeのウェブサイトから直接サービスへの加入が必須となる。

「iOS」アプリの課金決済システムに対しては、以前から手数料などを理由に不満の声が上がっていた。人気音楽ストリーミングサービス「Spotify」や動画配信サービス「Netflix」でも、iOSアプリの課金決済システムの利用を取りやめにしており、YouTubeもその動きに続いたものだと考えられる。

3月からiOSアプリの課金ができなくなることで、YouTube TV加入者が必ずしもウェブサイトから加入してくれるとは分からない。登録者を失う覚悟での決断と言えるであろう。

一方で、同様サービスである「Sling TV」や「Hulu with Live TV」では、アプリ内課金決済は提供していない。

Appleでは通常、iOSアプリから登録した会員に対して、1年目はサブスクリプション売り上げの30%を手数料として徴収しており、2年目以降は15%の徴収となる。この手数料を考慮して、YouTube TVでは通常49.99ドルであるところを、少し割高にした54.99ドルに設定していアプリ内課金決済を認めていた。しかし、3月以降はそれもできなくなる。