YouTube(ユーチューブ)では、他社の月額制動画配信サービスへの入会が可能になるサービスの開始を検討している。すでに同様のサービスが、AmazonやAppleによって提供されているが、YouTubeプラットフォームを使って行うことで、より多くの人をGoogleのエコシステムに止めることを狙いとしている。

本サービスが開始されると、今後YouTube上から、人気の月額制動画配信サービスである「Showtime」や「HBO」、「Netflix」、「CBS All Access」などに入会することができる。

すでに、Amazonではプライム・ビデオの加入者、そしてAppleでは製品の購入者を対象に、月額制動画配信サービスに加入できるサービスを提供している。このサービスを通してサービスに入会すると、AmazonやAppleはその売上の一部を手数料としてもらえる仕組みだ。

このサービスに、Googleが参入することは納得できる。YouTubeは、すでに2,000万人以上の有料会員数を獲得しており、ネットテレビ「YouTube TV」には200万人の加入者が存在している。このユーザー数を見るだけでも、可能性に満ちていると言える。

問題は、本サービスで採算が取れるようになるかである。そのために重要になるのは、どのような会社と提携を結べるかどうかである。Facebookでも同様に、月額制動画配信サービスの加入を可能にするサービスを検討していたが、結局サービスローンチには至らなかった。その要因は、提携先が「CollegeHumor」など主要メディアではないことが挙げられている。

さらに、HBOやHuluなどの人気サービスは、同社のサイトから簡単に加入できる。これらを考えると、わざわざYouTubeから加入したくなるような工夫が必要になるであろう。